身体の内側を整えて美肌をつくるインナーケア
生活習慣を見直して褒められ肌になろう!
生活習慣を見直して褒められ肌になろう!
美肌を保つためにはインナーケアが重要だといわれていますが、そもそもインナーケアとは何でしょうか?簡単にいってしまえば、インナーケアとは「バランスの良い食事」「適度な運動」「十分な睡眠」によって生活の質を高め、身体の内側から健やかさや美しさを目指す美容法のことです。美肌を目指すなら身体の外側からアプローチするスキンケアだけでなく、身体の内側のコンディションを整えることも大切ですよ。
私たちが普段目にしている肌はいわゆる表皮のことです。表皮は下から順に基底層、有棘層、顆粒層、角質層の4層から成り立っています。一番外側にある角質層は肌の新陳代謝によって剥がれ落ちる部分ですが、角質層はスキンケアで整えることができます。表皮に潤いを与えたり、乾燥による小ジワを和らげたりなど外的要因によって乱れた部分をケアするのがスキンケアの役割です。見た目の美肌づくりを目指すならスキンケアだけでも十分ですが、肌の本質を改善したいのであれば、身体の内側にアプローチするインナーケアが欠かせません。
インナーケアは肌の弾力やハリを整える真皮層にアプローチしていきますが、真皮層はコラーゲンやエラスチンなど弾力繊維で構成されています。スキンケアだけでは真皮層には到達できないので、口から直接美容成分を取り込み、毛細血管を通じて運ぶしかないのです。
「スキンケアを頑張っているのに肌荒れが全然改善されない!」という場合は必要な栄養が足りていない可能性が高いです。必要な栄養を食べ物からとることで血管を通じてそれが行き渡り、角質細胞が健やかに育まれて肌荒れ改善につながるんですね。
インナーケアによって真皮層に必要な美容成分が行き渡ることで肌のハリや弾力が復活するわけですが、見た目の年齢にも大きく影響するため、インナーケアはエイジングケアとも呼ばれています。
肌トラブルの改善に必要な美容成分を口から摂取するインナーケアですが、特別な栄養素を口にするわけではありません。初心者でも簡単にはじめられますよ。手軽に摂取しやすいのは温かい汁物やフルーツ、生野菜ですが、フルーツや野菜を朝食でとると身体に負担がかかってしまうため、体内温度が高いランチ時間でとるようにすると良いですよ。身体を温めることで血の巡りが良くなり、美肌に必要な栄養が血液で運ばれやすくなるんです。ほうれん草やレバー、牡蠣など血を補うのに効果的な食材もおすすめですよ。
注意したいのは糖分や揚げ物です。美味しいのでつい手が伸びてしまいますが、糖化や酸化は肌をくすませるだけでなく内臓機能にも大きな負担をかけてしまうのでとり過ぎには注意してくださいね。