そのスキンケア間違ってない？美肌を作るスキンケアの基本

正しいスキンケアとは？

美肌を保つためには自分の肌質に合わせた適切なスキンケアが重要だと先述しましたが、スキンケアといっても世の中にはたくさんのアイテムがあり、情報もいろいろ出回っているのでどの方法が自分に合っているのかわからなくなってしまう人もいるかもしれません。美肌を保つためにスキンケアの基本について詳しく説明しますので、今一度、おさらいしておきましょう。
しっかりと洗顔した後に水分の多いアイテムで保湿をし、その後に油分の多いアイテムで水分を逃さないようにするのがスキンケアの基本的な順番です。

手順と役割

まずは「クレンジング」です。ファンデーションなどの化粧品、汗や皮脂、ほこりなど肌に付着した汚れを落としましょう。汚れがついたままだと酸化して過酸化脂質となってしまうので老化を促進させてしまいます。クレンジングにはオイル、ミルク、ジェルなどさまざまな種類があります。肌質やメイクの濃さを考えて自分に合ったものを選ぶと良いですよ。
クレンジングが終わったら「洗顔」です。肌のくすみや毛穴の黒ずみ、ニキビなどの原因となる古い角質を除去するように洗顔していきますが、力を入れてゴシゴシこすってはいけません。肌に負担をかけてしまいます。洗顔料をたっぷりと泡立てて優しく泡で洗うようにこすってください。時間を短縮しようと適当にこすっているだけの人もいますが、それだとシミやシワ、たるみの原因となってしまいますよ。こすらず優しく丁寧に洗ってください。
洗顔で肌が清潔になったら次は「化粧水」です。化粧水は角質層の水分保持機能をサポートし、肌に必要な潤いを保ったり、その後につける美容液を浸透させたりする役割があります。化粧水は手やコットンを使ってつけていきます。肌に浸透するように優しくなじませていきましょう。パンパンと叩くように強くパッティングする人もいますが、炎症を起こしてしまう可能性があるのでおすすめしません。
化粧水で十分に保湿したら「乳液」や「クリーム」などで水分が蒸発するのを防ぎます。面倒だからと化粧水だけで終えてしまう人もいますが、潤いをキープしたいなら乳液やクリームは絶対に必要です。目元や口元など乾燥しやすい部分は専用の美容液を使うとより高い効果を得られますよ。

美肌の秘訣は「洗顔」にアリ！

スキンケアの手順の中で最も重要なのは「洗顔」です。洗顔が正しくできていなければその後に行う化粧水や乳液、クリームが浸透していかないからです。洗顔は汚れを一掃するためだけに行うのではありません。ターンオーバーを整えることによってスキンケアの効果を高める役割もありますよ。