自分の肌質に合ったスキンケアを行うことが大切
生活習慣を見直して褒められ肌になろう!
生活習慣を見直して褒められ肌になろう!
肌荒れを予防、改善するには適切なスキンケアを行うことが大切ですが、「適切な」というのは「自分の肌質に合ったもの」という意味です。そのためにも自分の肌質について理解しておかなければなりません。
肌質は個性と同じようにそれぞれ特徴が異なります。肌質に合っていないスキンケアを行うと肌の状態が悪化し、さらなる肌トラブルを起こしてしまいますよ。洋服を選ぶ時は季節や気温に合わせて適したものを選びますよね。暑い日は速乾性のある素材やさらりとしたリネンなどの半袖を、冬の肌寒い日はニットやウールなどの長袖を選ぶと思いますが、肌もそれと一緒です。乾燥しているのであれば潤いや油分を補給し、逆に皮脂が多くテカっている場合は油分を控えめにするなど、その時の状態に合わせてスキンケアをすることが大切なんです。より良い状態で肌を保つためにも肌質に合ったお手入れを心がけましょう!
肌質に合わないスキンケアを続けているとさらなる肌トラブルを引き起こしてしまいます。
まずは乾燥によるシワ。目元や口元は皮膚が薄いため乾燥シワができやすい部分なんです。潤いが不足しているのに加えて、筋肉を動かすことで皮膚の癖が深く刻まれるためシワが目立つようになるんですが、しっかり保湿をすれば大丈夫!シワが目立たなくなりハリ感も出ますよ。
ですが、保湿が不十分だと乾燥シワだけでなく肌もくすむようになります。潤いが足りないと肌が生まれ変わるターンオーバーが正常に行われないため、不要な角質が積み重なり肌もどんどん硬くなってしまうんです。その状態でスキンケアをしても浸透しにくくなるので、肌が暗くくすんで見えるようになるんですね。また、ターンオーバーが乱れるとメラニンの排出も滞ってしまうのでシミが増えてしまう可能性も……。
年を重ねると角質層よりも奥の真皮層にあるコラーゲンも衰えてしまいます。化粧品の美容成分も浸透しにくいので肌のハリがなくなり、たるんでしまいます。
シワやシミを防ぎ、肌のハリを保つためにも自分の肌質に合わせてスキンケアを行うことが大切ですが、そもそも自分の肌質がどのタイプなのかきちんと理解していなければ何が適切なのかもわかりませんよね。
肌質には皮脂量や水分量が多くニキビができやすい「脂性肌」、皮脂量や水分量が少なく常に乾燥状態で肌の状態が外部環境に左右されやすい「乾燥肌」、脂性肌と乾燥肌が混在しパーツごとに水分や油分を調整する必要がある「混合肌」、過度なダイエットや睡眠不足などで免疫力が落ちてバリア機能が衰え、外部の刺激に敏感で荒れやすい「敏感肌」の4タイプがあります。