肌質の種類は一般的に4タイプ

自分の肌質を正しく分析しよう

肌の状態はスキンケアで改善できますが、自分の肌質に合ったケアでなければかえって悪化させてしまうだけです。間違ったスキンケアを続けてしまわないように、まずは自分がどのような肌質なのかを分析するところからはじめましょう。肌質は簡単なセルフチェックで判断できます。セルフチェックの方法もお教えしますのでぜひやってみてくださいね。

肌質をひとつずつ詳しく解説

肌質は一般的に「脂性肌」「乾燥肌」「混合肌」「敏感肌」の4タイプに分けられています。ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
「脂性肌」は全体的に皮脂量が多い肌のことで、毛穴が詰まりやすくニキビができやすいのが特徴です。おでこや鼻の頭が常にテカっている、暑い日はお化粧が崩れやすい、ファンデーションがすぐに取れる、毛穴が汚れでざらついている、触れると指先にたくさんの皮脂がつく、などが当てはまる人は脂性肌である可能性が高いですよ。
皮脂量が多くテカりやすい脂性肌ですが、20代後半になると皮脂量が減ってくるため水分不足を皮脂で補おうとするようになります。そのため、これまでとは違うスキンケアが必要です。
「乾燥肌」は皮脂量と水分量が少ない肌のことです。肌の潤いが足りていないため外部刺激から守る肌バリアが破壊されている状態です。起床後や洗顔後に肌がかさついている、肌に髪の毛や布が触れると赤くなったりかゆくなったりする、化粧品でかぶれやすい、などが当てはまる人は乾燥肌である可能性が高いですよ。乾燥していると肌のハリも失いやすいので注意が必要です。
「混合肌」は脂性肌と乾燥肌が混在した肌のことです。おでこや鼻などのTゾーンは皮脂が多いのに頬や口元は乾燥しています。さっぱりタイプの化粧品では頬が突っ張り、しっとりタイプの化粧品ではTゾーンがべたつく、という人は混合肌である可能性が高いですよ。
「敏感肌」は肌バリアが衰えてすべての外部刺激に敏感に反応して荒れてしまう肌のことです。過度なダイエットを行うと敏感肌に変わる場合もあるので注意してくださいね。化粧水がしみる、かゆみが出る、赤くなる、などが当てはまる場合は敏感肌である可能性が高いです。また、アトピー体質やアレルギー体質の人も敏感肌になりやすいといわれています。

セルフチェックの方法

自分の肌質は簡単に調べることができますよ。洗顔した後、何もつけずに5分待ってください。おでこや鼻の頭がべたついているなら脂性肌である可能性が高いです。また、頬や口元が突っ張っているなら乾燥肌である可能性が、おでこと鼻の頭がべたつくのに頬や口元がかさついているなら混合肌である可能性が高いです。
肌質は以下のサイトでも簡単にチェックできますので気になる人はぜひ試してみてくださいね。
まずは化粧品メーカーのKOSÉが提供しているサイト。手軽にチェックできるだけでなく肌の状態に合う商品も紹介してくれます。

資生堂が提供している肌質チェックのページもおすすめですよ。スマホで気軽に確認できるので隙間時間を見つけて試してみてくださいね。

肌質は年齢に応じて変化します。「若い頃は脂性肌だったけれど年を重ねたら肌がかさついたり突っ張ったりすることが増えた」ということも少なくありません。肌の状態に応じてスキンケアを変えることも必要ですよ。